童話の神社としても人気!古事記とゆかりのあるパワースポット

奈良県大和郡山市に位置する『賣太神社(めたじんじゃ)』をご存知ですか?      







  賣太神社(めたじんじゃ)は、古事記編纂に携わった「稗田阿礼命(ひえだのあれのみこと)」を御祭神として祀っており、学問・知恵の神、そして童話の神様として、信仰を集めています。    



               

 御祭神の「稗田阿礼命」は、8世紀初めに活躍した奈良時代の貴族・学者です。
記憶力に優れ、天皇の系譜や古代からの伝承を暗唱し、その内容を太安万侶(おおのやすまろ)が記録に取りったものが、日本最古の書物「古事記」とされています。
「稗田阿礼命」は、その卓越した記憶力を持っていた事から学問・知恵の神として受験生や学生の信仰を集めています。

 
また、古事記にゆかりのあることから、近年では童話の神社としても親しまれています。
賣太神社が童話の神社として脚光を浴び始めたのは、昭和5年(1930年)のことです。
当時、児童文学者の久留島武彦氏は、古事記を暗誦して記憶し、太安万侶に書き取らせた稗田阿礼こそが「話の神様」にふさわしい人物であると考えました。
久留島武彦氏は、全国の童話作家たちの協力を得て、賣太神社で「阿礼祭」を開催しました。
阿礼祭は毎年8月16日に開催されており、現在では賣太神社の恒例行事となっています。

また、賣太神社境内には、童話作家たちの像や童話のモチーフを象った石碑などが設置されており、童話の雰囲気を醸し出しています。  

私が行った際は、参拝客も少なく、ゆったりとした時間が流れ、まるで童話の中の様に感じました。
勉強に励んでいる学生さんには、ぜひ抜群の記憶力を誇った学問の神様「稗田阿礼命」を参拝していただきたいと思います。

ハービックス】店長の岩屋でした。

#パワースポット #古事記 #大和郡山 #奈良観光 #学問の神様 #知恵の神様 #神社仏閣 #稗田阿礼 #童話 #観光 #賣太神社

TOPに戻る