開業99年目の新駅舎は、奈良の伝統建築をモダンに表現

大和棟をモダンに表現した、近鉄結崎(ゆうざき)駅舎 大和棟をモダンに表現した、近鉄結崎(ゆうざき)駅舎
先日、毎日利用している、近鉄橿原線の結崎駅の新駅舎が完成し、運用が開始されました。
新しい駅舎は、奈良県の伝統建築である「大和棟(やまとむね)」をモダンに表現した建築で、カフェの様な待合室を持つ、とてもオシャレな駅舎になりました。

  手前が能舞台を模したウッドデッキ、奥が佐々木塚古墳
駅前にある佐々木塚古墳を保存活用として、芝生が整備されています。
芝生が整備されているので、古墳の上で座ったり、寝転んだりと、なかなか出来ない体験ができます。
また、観世能楽発祥の地でもある事にちなみ、駅前には、能舞台を模したウッドデッキを整備されています。
(写真の手前が、能舞台も模したウッドデッキ。奥の芝生が佐々木塚古墳です)


  1998年に建て替え工事なされた、旧の結崎駅舎 役目を終え解体される、旧の結崎駅舎
近鉄結崎駅は、1923年に大阪電気軌道畝傍線の開通時にできたそうです。
その後、1998年、駅舎が立て替えられました。
(写真 左:1998年から、2022年6月4日まで使用されていた旧駅舎)
(写真 右:解体中の旧駅舎)

そして、1998年の完成から、24年間の役目を終えた結崎駅舎は、現在、解体作業が進められています。
近鉄橿原線の駅として、99年目を迎えた、近鉄結崎駅。
これからは、公共交通機関としてだけでなく、イベントの開催も予定されているそうです。

どのようなイベントが開催されるか、楽しみにしたいと思います。

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