ハービックス

つばが飲み込みにくいのは、「かくれ脱水」だからかも知れません。

全国各地で梅雨明け宣言がなされていますが、過去最短の梅雨明けだそうで、当店【ハービックス】のある近畿地方も梅雨明け宣言が先日されました。
梅雨の期間が短ったために、降水量も例年の3分の1~半分程度といった地方が多く、今年の夏は水不足が懸念されているそうです。
ここ数年、水不足のための節水が呼びかけられています。
今年も水不足対策が必要にはなりますが、水不足対策よりも梅雨明け前から続いている35度を超える気温に対する対策が必要となります。

今年は、熱中症で救急搬送された方が、1週間で約4,500人と、昨年の同時期に比べると、約3,500人多かったそうです。
原因としては、急に気温が高くなったために、暑熱順化(=暑さに体がなれた状態)が進んでいない方が多いのではと考えられています。

熱中症は、脱水症状が進んで起きますが、脱水の症状が進行するまで脱水に気づかない=「かくれ脱水」になっている事があるそうです。
「かくれ脱水」が疑われる症状としては、
◎皮膚がかさつくようになった。
◎口の中がねばつき、唾液を飲みこめなくなった。
◎便秘になった。
◎手の甲を摘まみ上げて離すと、3秒以上、跡がのこる。
◎靴下のゴムの跡が靴下を脱いだ後、10分以上残っている。
と言われています。

これらの症状がみられるようであれば、安静にして、水分補給を行ってください。

また、ご高齢者や小さいお子様は、脱水や熱中症になりやすいとされています。
喉の渇きが無くても、1時間程度の間隔で、コップ1杯程度のこまめな水分補給が大切です。
なかには、トイレに行く回数を減らしたいからと水分摂取を抑える方がおられるかもしれませんが、脱水を、熱中症を防ぐ事を最優先になさっていただければと思います。

また、汗をかいたときには、水分と一緒に、塩分補給も大切です。
最近では、「塩分タブレット」なども市販されています。
個包装されており、外出時など気軽に持っていけるので、便利です。
外出時だけでなく家にいる際も、手軽な塩分補給の方法として、上手く活用されてはいかがでしょうか。

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