梅雨の隠れリスク「梅雨熱中症」を防ぐ5つのポイント

今日の奈良市は、最高気温33℃、湿度60%以上と非常にジメジメとしています。

ジメジメとした梅雨の時期は、熱中症のリスクが高まります。
熱中症は、暑い夏の時期に発症すると想像する方も多いと思います。

しかし、夏に発症する『熱中症』だけでなく、ジメジメとした梅雨の時期に発症する『梅雨熱中症』にも注意が必要です。

『梅雨熱中症』とは、梅雨の時期特有の高湿度な環境下で発症する熱中症のことです。
25度くらいと比較的低い気温であっても、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体温調節が難しくなるためです。
そのため、体温調節が上手くできずに、熱中症になってしまうことがあります。

『梅雨熱中症』は、
◎高い湿度:
梅雨時期は、気温が低くても湿度が高く、汗が蒸発しにくくなります。
そのため、体温が上がりやすくなり、熱中症のリスクが高まります。
◎体が暑さに慣れていない:
梅雨の時期は、まだ暑さに慣れていないため、体温調節機能がうまく働かず、熱中症になりやすくなります。
◎水分補給の不足:
梅雨時期は、汗をかいても喉の渇きを感じにくいので、脱水症状になりやすくなります。
などの原因が考えられます。

『梅雨熱中症』を防ぐためには、
◎室温・湿度を快適に保つ:
エアコンや扇風機などを活用して、室温・湿度を快適に保ってください。
特に夜間など睡眠時の温度管理は重要です。
◎涼しい服装:
通気性の良い服装を選び、こまめに汗を拭き取ったり、汗をかきやすい部位を冷やす工夫をしましょう。
外出時には帽子や日傘を使用して直射日光を避けることも効果的です。
◎こまめな水分の補給:
喉が渇く前にこまめに水分を摂ることが大切です。
特にミネラルを含む飲料がおすすめで、汗と共に失われるミネラルの補給が必要です。
スポーツドリンクや麦茶が適していますが、糖分の多い飲料は避けましょう​。
◎塩分の補給:
汗をかくと、体内の塩分が失われます。
塩分補給タブレットや梅干しなどを活用して、塩分を補給してください。
◎日常的な運動:
軽い運動や半身浴で汗をかく習慣をつけることで、体が暑さに慣れやすくなります。
普段から適度に体を動かし、汗をかく機会を増やすことが重要です​。
などの対策方法で、予防してください。

梅雨の時期からしっかりとした対策を行い、熱中症を予防することで、健康を維持しつつ快適な生活を送っていただければと存じます。

ハービックス】店長の岩屋でした。

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